子どもの才能

2015年09月05日

「天才になる遺伝子」についての研究結果


知性はどこからやって来るのか? それを語る際、環境や遺伝を取り上げるのはまったく意味がない。というのも、どちらも一緒になって初めて意味をもつからだ。もし経済的・教育的条件が最適なら、知性の差は大部分がDNAによって決まることもある。しかし、貧しくて学習が困難な環境では、優秀なゲノムも頭角を現すのに苦労する。


「通常の知性」と「卓越した知性」の間にどんな違いがあるのかも謎だ。脳の大きさではないことはわかってはいるものの、ゲノムのなかのいったい何が、どういった理由で違いを生むのかは知られていない。

しかしいま、われわれはその答えに近づこうとしている。先日『Molecular Psychiatry』で発表されたキングス・カレッジ・ロンドンの研究のおかげだ。

この研究において研究者たちは「非常に高いIQ」の被験者1,409人のゲノムを分析した。IQ170以上で、世界の人口の0.03パーセントの限られた人間たちだ(ノーベル賞受賞者のIQは平均で「145」といわれている)。

彼ら研究者は、これら非凡な頭脳のゲノムを3,253人の「普通の」人々のゲノムとを比較したのだが、結果としてわかったのは、「天才の遺伝子」が存在しないということだった。

比較のためにゲノム内の「一塩基多型(SNP:Single Nucleotide Polymorphism)」にフォーカスしたが、どんなSNPも、それだけでは、個人間に生じる知性の差の0.16パーセント以上を説明するものではない。また、高度な知性をもつ人は例外的な遺伝子をわずかしかもっていない。ゲノム全体の構成の統計的なわずかな差異でしかないということが、最高のIQをもつ個人とそうではない人のサンプルを比較することでようやく、この遺伝的「サイン」を把握することができた。


もし子どもが「絵を描く」ことに優れていたなら


同じくキングス・カレッジ・ロンドンのもうひとつの分析は、さらにまだ何かが必要であることをわれわれに教えている。言語、数学、科学、美術など、学校のさまざまな科目における生徒たちのパフォーマンスについて、遺伝と環境とがどれだけの影響を与えるのかを検討したものだ。

結果、「遺伝資産」が関係するのはおおよそ60パーセントだと判明した。つまり、学校での成績について、遺伝の与える影響は大きいということだ。また、さまざまな教科における成功は、ひとつの同じ遺伝子に支配されることもわかった。

これは言い換えると、もし美術にとって「良い」ゲノムを受け継いでいるなら、これは科学や数学にとっても大きな助けとなる、ということだ。当然のことながら、DNAのなかには、個別の教科を度外視して、成功を得ることを可能にするその他の特徴が数多くコード化されている。健康、モチィヴェーション、性格、好奇心、好みなどが関わってくるため「知性」と「成功」は、その人の「人格」と不可分なのだ。

研究の著者たちは、遺伝子と環境の関係が一義的ではないこともわれわれに示唆している。一方では、環境は、生来の特性を最大限に高めたり、抑圧したりすることができる。しかし他方では、論文に書かれているように、「子どもたちは自分たちの経験を、遺伝的傾向をももとにして選択し、変更し、想起する。遺伝と環境の相関関係は、受動的ではない。遺伝子は、学習の態度や渇望に影響を与えることにより、子どもたちの選んだ環境にも影響を与える」

例えば、もしある子どもが絵を描く傾向をもって生まれたら、他の子どもたちと比べてより多くの時間を絵を描いたり、芸術作品を眺めて過ごすだろう。これは、脳の発達をさらに変化させるであろう事柄だ。さらに、測定される遺伝性の比率は普遍的なものではなく、有効なのは研究の被験者──イギリスの若者たち──の特定の環境にとってだということも覚えておくとよい。

キングス・カレッジの遺伝疫学の教員、ティモシー・スペクターはこれに関してこう語った。「不幸なことに、知性に対する遺伝的影響を示す研究は、あたかも不可避の運命を提示しているかのように、通常、誤って解釈されます」

反対に、映画『ガタカ』の世界や、優生学の政策を恐れたり予測したりする人は、十分安心することができる。自分たちに天才の子孫がもたらされることを期待して、何千もの遺伝子に手を加えることは、いまのところ、われわれの能力のずっと及ばないところにある。そして、途方もなく費用がかかるだろう。

よりずっと簡単で生産的なのは、遺伝とは別のもう半分、環境の方に働きかけることだ。知性の遺伝学は、将来、われわれそれぞれの潜在能力を発現させるために、よりよく教育プログラムを発展させることだろう。遺伝と知性の間の関係を知ることは、われわれをゲノムの奴隷にするのではなく、反対に、その影響をよりよく形成するために行動することに役立つのだ。


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enmusubi5 at 22:47コメント(0) 

2015年07月22日

想像力を豊かに! 子どもを天才児に育てる“読み聞かせ”のコツ3つ


【ママからのご相談】
幼稚園年中の娘がいます。最近、幼児教室で子どもに本を読んであげることの重要性を知りました。言葉や情緒が育つのでとてもいいということは分かっているのですが、 私自身朗読がそんなに得意ではありません。また、共働きなので夜は疲れてあまり本を読んであげる気持ちになれません。本の読み聞かせってそんなに大切なのでしょうか。

●A. 本を読んであげるだけで天才児に育てることができます。

こんにちは。ライターのakiです。

子どもたちは絵本が大好きですよね。特に、寝る前にママからお気に入りの本を読んでもらうのを楽しみにしているお子様は多いと思います。

絵本の読み聞かせのメリットを保育士の方に聞いてみると、

・子どもの心が安定する
・語彙力がアップする
・就寝前の生活のリズムが整う
・想像力が豊かになる
・親子コミュニケーションがとれる

などが挙げられました。たとえ就寝前の5分だけでも読み聞かせをしてあげるとお子様にとてもいい影響がありそうです。

●子どもを天才児に育てる“読み聞かせ”のコツ3つ

読み聞かせの際、ちょっと読み方に注意を払うだけでお子様の理解力と読解力を高める、つまり天才児にさせるコツがあるのです。

●(1)読むスピードは早すぎず遅すぎず

子どもにはまだ知らない日本語がたくさんあります。ですから、本を読んであげるスピードは、早すぎず遅すぎずの聞き取りやすいスピードがベストです。また、正確に発音をしてしっかり読んであげることも大切です。そうすることで、子どもの理解力や語彙力が養われていくのです。

●(2)読んでる途中でも子どもの質問や感想にはきちんと耳を傾ける

子どもは、読んでいる途中でもどんどん口をはさんできます。そこで、面倒臭がって、「今読んでいるところでしょ!」などとは言わず、分からないことや、子どもが疑問に思うことなどに根気よく付き合うようにしましょう。

感想を言い出したら、「そうなのね」と聞いて終わるのではなく、さらに突っ込んで聞いてみるのもいいですね。そうすることで、子どもたちは知らないうちに分析力や読解力をつけることができるのです。

●(3)話の良いところで一旦中断し、続きを想像させてみる

ドイツの文豪ゲーテの母親は、本の読み聞かせをする際、ストーリーが盛り上がるところで、「続きは明日ね」と毎回途中で本を閉じていたそうです。そのため、ゲーテはいろいろな結末をイメージしながら眠りについたそうです。つまり、クライマックスや結末を子どもに考えさせることで想像力を育てることができるのです。

翌日まで引っ張るのが嫌だという人は、読んでいる途中でママが、「この続きはどうなると思う?」と質問を挟みながら読み進めていくのも良いかもしれません。

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以上です。絵本の読み聞かせは、疲れているママにとってはハードなことかもしれません。でも、読み聞かせをしてあげられるのは小さい時期だけです。何冊も読むのがしんどければ、1冊と決めてもいいと思います。その代わり、じっくりと質の高い読み聞かせをしてあげることで、子どもたちの知力を成長させることが、きっとできるはずです。


2015.7.22 パピマミから引用


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enmusubi5 at 22:29コメント(0) 

2015年06月28日

まばたきが多いと芸術家タイプ!? わが子の「秘めた才能」を引き出す習い事の選び方とは

2015.6.28  ヤフービューティーから引用



子どもが小さなうちから「なにか、習い事をさせたいな」と思っても、水泳、ピアノ、英語、ダンスなど多種多様な習い事がある中で、我が子に何をさせたら良いのか悩むママも多いのではないでしょうか?


ベネッセ教育総合研究所調べによると、年少児で何かしらの習い事をしているのは首都圏全体で45.5%、年長児になると74.3%と7割を超える子どもが習い事をしているとのこと。


親としては、子どもが本当にやりたい事で才能を発揮できる習い事をさせてあげたいですよね。

今回はヨガインストラクターでアーユルヴェーダアドバイザーの筆者が、アーユルヴェーダの観点から子どもの生まれ持った体質と将来どのような才能を発揮しやすいのかをお伝えします。


 

我が子はどんな体質?


アーユルヴェーダでは、この世界は地・水・火・風・空という5大元素で成り立っていると考えられています。これと同じように、人間の身体も“ヴァータ(風・空)”“ピッタ(火・水)”“カパ(水・地)”の3つの性質により骨・筋肉・内臓を構成したり、生きるための大切な生理的機能つくりだしていると考えます。

基本的に私たちの身体にはこの3つの要素が全て揃っているのですが、人によってそのバランスが異なります。そのため、3つのうちのどの要素が多いかによって体質が人によって異なるのです。



●「ヴァータ体質」の子どもの特徴


痩せている・乾燥肌・切れ長の目・歯並びが悪い・便秘気味・風邪をひきやすい・体力がない・よく喋る・まばたきが多い



●「ピッタ体質」の子どもの特徴


筋肉がつきやすい・日焼けしやすい・よく汗をかく・はっきりとした目鼻立ち・しっかりもの・お友達の中でしきるタイプ・怒りやすい


●「カパ体質」の子どもの特徴


ぽっちゃり体系・色白・目が大きい・髪が黒く太くて豊富・物覚えが遅い・行動がゆったり・人見知り・口数が少ない・温厚で愛情深い



我が子に秘められた隠れた才能とは?


1)ヴァータ体質の子どもの才能

とにかくコミュニケーション能力に優れていますので、人前で話す仕事に向いています。また芸術家に多いのもこのタイプです。常に妄想にふける癖があり、ふとした時にイメージが湧き、創造力が豊かで、独自性あるものを生み出す力があります。

このタイプは常に色んなものに興味が出て熱しやすく冷めやすいため、ちょっとやってみて、でもすぐに飽きて辞めてしまいます。色んなことをやる中で「これだ!」とのめり込めるものを一緒に探してみましょう。


 

2)ピッタ体質の子どもの才能


理論的で頭の回転が速いタイプ。悪は許さない性格ですので、相手が誰であれ「それはダメだよ!」と言えます。そんなしっかりとした信念のある性格ですので自然とリーダーになりやすい存在。

頭がきれて人を率いることができますので、経営者にも多いタイプです。正義感に溢れ、熱い性格なので人を助ける仕事やスポーツ選手・教師なんかも向いているかもしれません。

このタイプの子も色んなものに興味を持ちやすいです。子どもながら冷静に心の中でそれを見極める力がありますので、任せていても自分で道を切り開いていけそうです。


 

3)カパ体質の子どもの才能


やさしさに溢れている平和主義のこのタイプは、人のために何か役にたちたいと強く思う傾向があります。看護師さんや、やわらかい性格を生かし保育園・幼稚園の先生にも向いています。体力は1番あるタイプですので、重労働にも耐えられます。

「これが習いたい!」と自ら言い出すには時間がかかるかもしれません。なにせ新たな地に乗り込むのは苦手なタイプですので、そこはうまくママがサポートしてあげましょう!


 

いかがでしたか。

我が子が生まれながらの才能をうまく発揮できるように、そして、今後の習い事計画の参考にしてみてくださいね。才能を発揮できる習い事が見つかるまで、温かくサポートしてあげましょう。



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enmusubi5 at 02:06コメント(0) 

2015年06月25日

芸術の道へ! 子どもの才能を伸ばすにはどうしたらいい?

ママスタセレクトから引用  2015.6.15




芸術の道へ! 子どもの才能を伸ばすにはどうしたらいい?


親として、子どもがやりたいこと、興味があることに対してできるだけ可能性を伸ばしてあげたいと思うものです。子どもの感性を高めるには、どんなことをしてあげると良いのでしょうか?



■アート展や粘土づくりがオススメ

絵を描くのが得意な、小3のお子さんを持つママは「芸術の世界で成功するのは難しいけれど、学業の邪魔にならない程度に才能を伸ばしてあげたい」と考えているようです。何か良い方法はないか、みなさんの意見を聞いてみましょう。

『石膏粘土で自由にアニメや漫画のフィギュアなどを作らせてみるといいかも。粘土で遊ぶ感覚で、骨格や筋肉の付き方もつかめるし。あとは、美しいもの(鉱物や花など)を見せてあげると、インスピレーションに繋がって良いと思います』

『模写がうまいってことは、風景画や自画像を写実的に描くのが上手なんじゃない? 公園にスケッチに行くとか、家の中の静物を一緒に描いてみるとかどう?』

『美しいものを見せるのがいいと思う。美術館に行って名画を見るのもいい。写真で見るより現物は本当にすごいよ。息子さんは、吸収したものをすぐに自分の力として表すことができるみたいだから、ジャンルを問わずいろんなものを見せるといいと思う』




■絵画教室は、型にはめこみがち?

絵画教室に通うことは魅力的に見えますが、実際に通ったことのある人は「決まったものを決まったように」描かせることに違和感を感じた経験があるようです。

『子どもが持っているタッチ(ライン、画線)が強制されてしまうと、本来のタッチが失われて、教室の先生のコピーになってしまうことがあります』

『芸術は独学だから、描きたいときに好きな絵を好きなだけ描かせるのが良いよ。デッサン教室で興味のないモデルを淡々と描かせるのは逆効果。私はそのせいで絵が描けなくなった』

『デッサン力は重要ですが、デッサンを習って絵が嫌いになる子も多いです。美術系の中学受験を考えていないなら、今は漫画の絵でも何でも好きなものを思い切り描かせてあげて』

基礎となるデッサン力を教室で養うことも力になりますが、小さなうちは描きたいときに描きたいようにさせることが「好き」を伸ばすことにつながるのかもしれませんね。




enmusubi5 at 17:49コメント(0) 

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