子育て

2016年04月14日

今のうちから家庭や塾で勉強をさせた方がよいのでしょうか

東洋経済


小学校低学年から高学年、そして中学生へ……。周囲に私学を受験する子も増える中で、わが子の成績や先々の進路がまったく気にならない親はいないだろう。どうすれば少しでもいい点が取れ、より上位の学校に進学できるのか。そもそも子どもにやる気を起こさせるには? 
約25年にわたり学習塾を運営し、3000人以上の子どもを指導、成績向上に導いてきた石田勝紀氏は「心・体・頭のしつけ」をすることが重要と語ります。この連載では石田先生の元に寄せられた親たちのお悩みに答えつつ、ぐんぐん伸びる子への育て方について考えていきます。

  【質問】

はじめまして。幼稚園年中になる子どもの母親です。幼稚園時代はのびのび遊んで過ごした方が、後々になって学力が伸びる子供になるとの意見が多かったので、お勉強が一切ないのびのびした幼稚園を選び入園させました。ですが最近、別のお勉強時間がカリキュラムに含まれている幼稚園に通うお友達と遊ぶ機会があり、足し算や引き算、漢字も読めるようになっていて、同じ歳なのに、こんなに差があるのかと焦りが出てきました。
実際に小学生になった時に、やはり学力に大きな差が出て、その状態はずっと続くのでしょうか? 今のうちから家庭や塾で勉強をさせた方がよいのでしょうか。(仮名:吉田さん)



 【石田先生の回答】


■ 幼児教育熱は高まるばかり

 お便りありがとうございます。幼稚園における勉強についてのご相談ですね。幼稚園には、小学校のお受験対策に力を入れているところもありますし、そのようなお勉強ではなく、情操教育に熱心な幼稚園、はたまた外遊びに力を入れる園など、本当にさまざまありますね。ですから吉田さんのように、他の園の情報が聞こえてきて心配になる方も少なくないのではないかと思います。

 日頃、都心の保護者の方々とお話ししていると、幼児教育への関心の高さには驚くことがあります。実際、小学校入学前の未就学児が習い事をする割合は50%以上となっているという統計データもあります。その内訳は、体操、水泳、ピアノ、リトミック、英語など情操教育に役立つものが多いようです。

 一方、明確なデータはありませんが、未就学児の段階から家庭内において、漢字の練習や、算数の計算をやっているというご家庭の話もよく聞きます。その延長線上には私立小学校受験、いわゆる“お受験”を目標としてあることも多くあると思います。1都3県の首都圏では1学年約30万人中4万2千人が小学校受験をしていますので、未就学児時代の勉強を重視するご家庭も一定数あるといえると思います。

 私は、これらの幼少時にいわゆる勉強をすることを否定しません。“子どもが楽しんで通っているのであれば”、それはそれでよいのではないかと考えます。しかし、絶対に必要であるかどうかという点に関して申し上げると、「必ずしも必要があるとは思わない」ということです。

私は中高生向けの塾を経営していますが、そこにいたるまでの段階である未就学児の時代における教育についても、ある程度興味をもって調べてきました。幼児教育に関しては、効果があるという調査もたくさんあります。幼児教育をやった人が、もしやらなかった場合にどんな経験して効果があったかはわからないので、厳密には比較ができませんが、一定の効果があるのは間違いなさそうです。

 そうすると、どうしても幼児から教育をした方がいいと錯覚してしまうのですが、幼児教育をしたほうがその後の高校受験や大学受験での成功につながるかというと、それとこれとは別のように思うのです。


■ ある保護者との会話

 私はかつてある保護者と次のような面談をしたことがあります。

 (小4のお子さんの面談が終わり、その下のお子さんである幼稚園年中さんの話になりました)

田中さん:「下の子のことで相談があります。今、幼稚園の年中さんなのですが、何か勉強らしいことをやらせた方がいいでしょうか?」
私:「幼稚園ではどのようなことをしているのですか?」
田中さん:「お遊戯や歌を練習したり、絵を書いたりする普通の幼稚園に通っていまして、特に勉強らしいことはありません」
私:「そうですね。今まで、幼児教育については結構考えてきましたが、『幼児のときから、いわゆる読み書きそろばんといったお勉強をすることや、右脳開発ということについては、ある一定の効果は確かにある』ようですね。幼児だから、何もしないというよりも、幼児期だからこそ勉強を勉強と思わず、楽しんで学んでしまうということがあるようです」
田中さん:「では、どのようなことをやらせたらよいでしょうか」
私:「しかしですね、効果はあるようですが、だからといってその後小学生、中学生になったときに、幼児教育をしていなかった子に学力で抜かれていくということも、実際あるのです」
田中さん:「そうなんですか」
私:「どうしても心配であるならば、いくつかやってみてもいいでしょう。なぜなら親の心配が子どもに影響するからです」

 私が主宰している学習塾では、これまで27年間で多くの卒業生を輩出してきました。その中には高校、大学とそれこそ誰もが知る有名な学校に進学した子がたくさんいます。

 では、彼らが小学校入学前のときにどうだったのか? という点をお話しましょう。よく見てみると、以下のような共通点があったと思います。

1.小学校受験をするための勉強はしていない(私の塾では公立の小学生が対象だったため当たり前かもしれませんが、特に小学校受験の勉強をしていなくても、トップの高校や有名大学へ進学した生徒が多数います)

2.野球、水泳、ピアノといった習い事は何かしらしていた(勉強だけに集中していたわけではない)

3.生活習慣に関して、家庭でしっかりと教えられている傾向がある(100%ではありませんが、かなりの確率でなされている)

4.友だちとたくさん遊んでいる

 以前の記事でも書きましたが、難関大学に合格した人の小学校入学前では、「思いっきり遊ぶ」「絵本を読み聞かせ」「好きなことに集中する」ということが共通していると発達心理学の分野でも言われています。やはり、そうなのです。いわゆる伸びる子たちは、勉強をやってばかりの幼少期を過ごしてはいないのです。


■ それでもやるなら、何に留意すべきか

 しかし、そうはいっても「少しは何かを学ばせたい」と思う場合もあることでしょう。そのときに何をすべきでしょうか。

 幼児教育が流行しているような状況ですので、さまざまなものを目にする機会があるかと思いますが、個人的には、特殊な勉強は必要ないのではないかと思います。それよりもおすすめしたいのは勉強の基礎・基本、つまり“読み・書き・そろばん”です。

 読みは、絵本を使った読み聞かせを、書きは、ひらがな、カタカナや簡単な漢字の練習がいいでしょう。それらを「楽しんでやれるようやり方を工夫する」のです。そして、文字がわかってくると、見るもの聞くものの意味が色々わかってきて、お子さんは知識に対して好奇心を持つようになるでしょう。

 “そろばん”は習い事に通うのもいいでしょうが、必ずしもそれでなくても、足し算や引き算といった計算をドリル学習として毎日1枚こなすことを習慣にしていくのでもいいでしょう。

 ここで大事なのは、勉強そのものというより、勉強を習慣化させることです。幼少期の勉強の効果は長続きはしないかもしれませんが、日常の中で勉強を習慣化させることができれば、長いスパンでみたときに大きな力となってくるはずです。

 全ての未就学児を調査しているわけではないので、私のこれまでの経験と、文献や統計の調査結果の内容からしかお話できませんが、まとめると、次のようなことがいえるでしょう。

1.未就学児は特に“いわゆる勉強”をする必要はない

2.ただし、気になる場合は、基礎基本である“読み書きそろばん”をプリント形式で勉強の習慣化という意味でやってもよいだろう

3.遊びを重視する(第32回の記事参照:事実! できる子は「遊びの質」が優れている) 以上、ご参考いただき、ご家庭の方針にしたがって、どうすべきかご検討いただければと思います。


石田 勝紀



enmusubi5 at 11:12コメント(0) 

2015年10月27日

親子の対話



「考える力」を伸ばす親子の対話とは?



読書が好きで、文章力はある小3男子。保護者は、読書に加えて主に漢字の学習をさせているが、「この学習法でよいのか」と不安もあるという。ベネッセ教育情報サイトが、平山入試研究所の小泉浩明氏にアドバイスしてもらった。

【保護者からの質問】
普段から読書が好きで本をよく読んでいます。そのため文章力はあるほうです。そこで、主に漢字をよく書かせていますが、これでよいでしょうか。(小3男子の母親)

【小泉氏からのアドバイス】
読書の習慣がある子どもは、熟語や慣用句など言葉の知識が自然に増えていきます。国語の基礎は語彙(ごい)力であり、読書ではそうした使える言葉を日々習得できるといえるでしょう。

読書の他にも漢字をよく書かせているとのこと。基礎力の強化については、これで十分だといえますが、ちょっともったいないと思う点はあります。というのも、「話す力」「書く力」などの「考える力」や、「発信する力」も身に付けられたら、と思うからです。読書や漢字だけでは、どうしても読解力や基礎力の養成がメインになってしまいます。高学年になると受験のための学習で忙しくなりますが、中学年の今ならまだ余裕があります。子どもに負担のない範囲で、他の学びも取り入れていきましょう。

楽しく学びながら読解力以上の力を付ける方法として、親子の「対話」があります。ここでいう対話とは、一つの物事に対して考え方や感じ方を交換すること。対話は相手に対する理解を深め、自分自身の考え方の幅も広げます。たとえば、子どもが読んだ本を保護者も読み、感想を交換してみましょう。どのように感じたか、登場人物の考え方や行動に共感できるかなどについて話してみてください。

テレビで見たアニメやニュースについて対話することも有効です。その際、なるべく親の考え方を押し付けずに、子どもの考えを引き出すようにするとよいでしょう。今の時期、考える力こそ伸ばしていきたい力です。


引用: ラーニングパーク   2015.10.27



にほんブログ村 教育ブログ 英才教育へ
 にほんブログ村 教育ブログ 早期教育へ 

にほんブログ村 教育ブログへ にほんブログ村 子育てブログへ

にほんブログ村 子育てブログ 幼児育児へ




enmusubi5 at 15:22コメント(0) 

2015年10月26日

幼児教育で「お金よりも大切なコト」とは



子どもにはこれからの未来に向けて、いろいろな希望や期待がありますよね。そんな思いが先行して、親はつい勉強や習い事の情報をどんどん集めてしまいがちに。子どもにぴったりなものが見つかれば良いのですが、手当たり次第にいろいろな教育法を試しては、何が良いのか分からなくなっていませんか?

こんなことを続けていては、子どもが疲弊してしまうだけではなく、お金や時間がどんどん失われてしまうかもしれません。

今回は、四児の母であり子育てアドバイザーである筆者が日本と海外で子育てを行い導き出した“幼少期の教育でお金よりも必要な事”についてお話します。


 

■お金を出さないと良質な教育は受けられない?

子どもの教育には、とにかくお金がかかるというイメージがあり、今からコツコツと教育費を積み立てているママも多いのではないでしょうか。

教育費を考える時、ママの頭を悩ませるのが“将来の教育費”と“直近の教育費”の配分。生まれてから、大学や大学院を卒業するまでの二十数年間、どのように教育費を使っていくかというのは親にとっての大きな課題の一つですよね。

日本は世界的に見ると公的な教育制度がしっかりと整備されているため、小・中・高とさほどお金をかけなくても一定レベルの教育を受けることができます。

しかし、次のステップである大学に進もうとすると、年間数百万という授業料を目の当たりにすることになるのです。つまり、教育費の積立額は、ここで必要になるであろう金額から逆算する必要があるのです。



■幼少期には「お金よりも手間」をかけよう

将来必要になるであろう教育費を逆算した結果、「直近で使える教育費がほとんど残らなかった……」と嘆き悲しんでいる方もいるのではないでしょうか。でも、子どもが小さいうちは、教育費をたくさんかける必要はないと筆者は考えています。

もちろん、習い事や幼児教室からは家庭では経験できないことが学べるのも事実です。親が教えるよりもはるかに効率よく学力向上できるかもしれません。

しかし、幼少期には学力よりも重視すべきなのは、“人間性を豊かにする”教育ではないでしょうか。そうだとすると、それは決してお金のかかる教育ではないと思います。

筆者は幼少期にかけるべきなのは“お金よりも手間”をだと考えています。お金をかけないからといって、家の中に引きこもって勉練習をさせるのではなく、周囲の人や地域を巻き込むことがポイントです。具体的には以下の2つの方法をおすすめします!


(1)保育園や幼稚園に「おまかせしない」

園を選ぶポイントに“なるべく親の出番が少ないこと”を挙げる方もいることでしょう。確かに何かあるごとに駆り出されるのは大変ですが、発想を転換させると“親の出番”が多いことほどお得なことはありません。

親の出番が多い園は先生と親との間の風通しがよく、連絡を密に取り合える特徴があります。結果、自分の子どもが園でどんな風に過ごしているかを知ることができ、家での様子も先生にこまめに伝えられ、双方協力して子どもを見守り育む環境を作り上げることが出来るのです。

これから園を選ぶママは、子どもの教育に関することはもちろん、園の先生とママとの関係性もリサーチしてみてくださいね。

 

(2)地域の「自主保育のグループ」に参加する

お住いの地域には“自主保育のグループ”はありませんか? 自主保育とは地域の親たちが当番制で子どもたちを見守り育てる、自主的なグループ活動のこと。

様々な形態がありますが、自然豊かな山や海、公園を保育場所としているグループもあります。自主運営なので参加している親たちで活動内容を決め、当番制で子ども達を見守るので、手間はかかりますが、我が子の発達や性格に沿った“オーダーメイドの育児”をすることが可能です。

大がかりな施設を持たず、人を雇っているわけではないので、かかる費用は実費のみ。お金をかけずに、自然を活かしたとても贅沢な育児が実現できるのです。

 

いかがでしたか?

フルタイムで働いていなくても、ママ一人で子育てをするのはとても大変なこと。一人で全部抱え込まずに、周りの人と協力することで、ママの大変さも軽減することができます。

お金をかけないと手間はかかってしまいますが、子どもはあっという間に成長して親の手を離れていくものです。限りある、子どもとの時間を大切にしてくださいね。


It Mama から引用    2015年10月23日



にほんブログ村 教育ブログ 英才教育へ
 にほんブログ村 教育ブログ 早期教育へ 

にほんブログ村 教育ブログへ にほんブログ村 子育てブログへ

にほんブログ村 子育てブログ 幼児育児へ


enmusubi5 at 12:32コメント(0) 

2015年10月23日

巷でリビング学習が話題、本当に学力UPにつながるの!?


出典: http://select.mamastar.jp


リビング学習はご存知ですか?これはその名の通り、リビングやダイニングといった親の目の届く範囲で子どもが勉強することを指します。

最近ではリビング学習専用の勉強机が発売されていたり、リビング学習できる作りをアピールしている建て売り物件もあります。それだけ巷でリビング学習が浸透しているのが伺えますね。

例えば小学校に上がったからといってすぐに自室や勉強机を与えなくてもすむ、といった親側のメリットもありますが、他にはどんな効果があるのでしょうか?


■リビング学習=学力向上?


小学校低学年までは、長時間机に向かってひとり集中することがなかなか難しい時期でもあります。そんな時にリビングでしてもらうことで声かけや姿勢などのチェックもこまめにできます。また、わからないことがあれば、すぐに親に聞くことができる安心感もあるようです。



『リビングでも自室でも学力の高い子は高い。』

出典:http://mamastar.jp

『リビングで勉強=親の目が届くから学力が高いのかな?K成中に合格した子のお母さんは小5までリビングで横について一緒に勉強してたって言ってたな。』

出典:http://mamastar.jp



■あくまで「強制」ではなく「自分の意思で」リビング学習することが重要


子どもが疲れて帰ってきて、すぐ目の前にダイニングテーブルがあれば、さっさとそこで済ませてしまおうと考える子は多いようです。その為子どもが自然とリビング学習に切り替えてきたので、間取りもそのように配置換えした、という家庭もあります。

『親にリビング学習強制されてない。親と一緒にいたくて、自室じゃなくてリビングで勉強してた。

姉は逆で自室で勉強する子だったけど、二人とも頭良いよ。本人の意識の問題なんじゃないかな。』



『うちも小学生の間はリビングで勉強してる方が多かったけど中学入ってからは深夜まで勉強することもあったし何より本人が集中したいからと自室の勉強机でやる事が多かったな。自分で集中力ないの自覚してたみたい(笑)受験期は塾の自習室や図書館に行ってやってた。一応志望高校に受かったけど、リビングで勉強したからとは言えないなぁ。 』

出典:http://mamastar.jp


『結局は子供の性格次第かと…私はリビング派だったけと、頭悪い。旦那は部屋派だけど頭良い。』

出典:http://mamastar.jp


子どもがどの場所で勉強するかに重きを置くより、我が子の勉強の様子をうかがったり、わからないところは一緒に考えるなど、子どもに寄り添う気持ちを持つほうが大切なのかもしれません。テストや試験の結果だけで良し悪しを決めるのではなく、そこに至るまでの子どもの頑張りを認めてあげたいものですね。





にほんブログ村 教育ブログ 英才教育へ
 にほんブログ村 教育ブログ 早期教育へ 

にほんブログ村 教育ブログへ にほんブログ村 子育てブログへ

にほんブログ村 子育てブログ 幼児育児へ



enmusubi5 at 01:20コメント(0) 

2015年10月15日

子どもに算数力が身につく!幼児期に取り入れたい意外な習慣「ベッドタイムストーリー」


中学生や高校生になると算数(数学)は重要科目。やはり小学校の時から算数ができる子にしてやりたいと思いますよね。

でも、論理より感情が勝ってしまう女性には、数学が苦手という人が多いのではないでしょうか? かく言う筆者も苦手でした。自分が苦手だと、子どもの教育の中でも避けてしまいがちになりますよね。

そんな数学が苦手なママに朗報です!

今日は『5歳からでも間に合う お金をかけずにわが子をバイリンガルにする方法』の著者で、日本と欧米の優れた点を取り入れたしつけを提唱している平川裕貴が、最新科学で証明された、“子どもに算数力を身に付けさせる超簡単な方法”をお伝えします。

 

“Bedtime Math”に関するシカゴ大学の研究 
アメリカでは、就寝時に“ベッドタイムストーリー”と言って、親が本を読み聞かせることが多く見られます。

そのベッドタイムストーリーを利用して、シカゴ大学の心理学者Sian BeilockとSusan Levine は、約600人の家族にそのアプリの入ったタブレットを配布する実験を行いました。

あるグループには、ストーリー中に“数”や“形”や“計算”などを含む数学に関する質問をいれたアプリを配布し、別のグループには似たようなストーリーで、数学に関する質問はない読解力を問うだけの質問を入れたアプリを配布しました。

その結果、数学アプリを使った子どもは、数学の成績に著しい成果が表れたのです(それほど熱心ではなく1週間に一度しかやらなかった子どもでも、学年末には成果に表れたそうですよ!)。

 

■「数学が苦手な親でも出来る」超簡単な方法
アプリがなくても心配は要りません。今手持ちの絵本を十分活用できますよ。

お休み前等のお話の読み聞かせの時に、数や形に関する質問をすればいいのです。

例えば……

「この絵の中に“何匹”の動物がいる?」

「動物のあしは全部で“いくつ”?」

「このページでは、さっきより動物が減っているわ。何匹いなくなった?」

「足の数は何本減ったのかしら?」

「一番“軽い”のはどれだと思う?」

「この絵の中に“丸い”ものはいくつある?」

「絵の中の“四角い”もの探してみて」

こんな風にお話の中で、数や形、足し算や引き算ができるような質問をしていくだけです。お子さんの年齢に応じて、少しずつ質問のレベルをあげていきましょう! これなら、数学が苦手なママでもできますよね。

 

なぜ成果がでるの? 
こんな簡単なことで著しい成果がでるなんて驚きですよね。でも、理由は簡単!

英語と同様、幼児期から数字や形や計算に触れることで、算数に対する“抵抗”がなくなるのです。

楽しいお話の中で自然に算数に触れるわけですから、算数は難しいとか苦手というような意識を持たなくなります。それが、成績アップにつながるのです。

ただし、就寝時の本の読み聞かせは、本来心を落ち着かせて眠りにつかせるためのものです。

質問に答えさせることに躍起になったり、間違ったからと言って文句を言ったり、質問したいからと無理に眠らせないようにしてはいけませんよ。それでは逆効果になってしまいます。

あくまでも、“ベッドサイドストーリー”ですから、眠りについたらそこで終了です。

 

いかがでしたか?

お子さんを寝かしつける時に、本を読み聞かせて終わりではなく、算数に関する質問を少しするだけです。簡単でしょう? ぜひ今夜から試してみてくださいね。

 

It Mama  から引用


にほんブログ村 教育ブログ 英才教育へ
 にほんブログ村 教育ブログ 早期教育へ 

にほんブログ村 教育ブログへ にほんブログ村 子育てブログへ

にほんブログ村 子育てブログ 幼児育児へ


enmusubi5 at 11:54コメント(0) 

にほんブログ村 教育ブログ 英才教育へ
 にほんブログ村 教育ブログ 早期教育へ 

にほんブログ村 教育ブログへ にほんブログ村 子育てブログへ

にほんブログ村 子育てブログ 幼児育児へ