2015年09月

2015年09月09日

わが子を「頭のいい子に育てる」何気ない親の行動習慣3つ


実は、家庭でできるちょっとした工夫で、とっても頭のいい子が育つ生活習慣があるというのです。

もしかしたら、パパ・ママがそれを知らないというだけで、頭のいい子が育つチャンスをのがしているかもしれないのです。

そこで今回は、清水克彦さんの著書『頭のいい子が育つパパの習慣』を参考に、“頭のいい子に育てる家庭での何気ない親の行動3つ”を紹介します。

 


■1:約束は小さなことでも守る

<家庭によってさまざまな決まりや約束事があると思うが、父親のスタンスは一貫性が大事で、考えがぶれたり、安易に約束やルールを変更したりすることは、子どもとの信頼関係を損なう可能性が大きい。>

ここでは、この本の筆者が父親なので、父親と書かれていますが親であれば、もちろんママも同じです。ママと子どもはたくさんの約束をすると思いますが、ママが普段、約束を守っているかどうか? 意外に子どもは見ていると思います。

例えば、“ご飯は座って食べること”という約束をしているのに、つまみ食いをしているママを見たら、子どもはどう思うでしょうか?

ママも約束を守ることが、約束をきちんと守れるいい子を育てることにつながるのです。



 

■2:子どもと共同作業をする

<共同作業は、家族のコミュニケーションを豊かにし、思考力や集中力といった「目に見えない学力」を育むからである。>

ママであれば、例えば一緒に料理をする、というのはどうでしょう。一緒にキッチンに立つことで、まずは会話が増えます。また料理には創意工夫が必要なので、そうしたことを共同で行うことで、親子のコミュニケーションが非常に豊かになります。

親子の対話は、学習以上に、子どもの脳を活性化させる働きがあると言われています。ぜひ、料理などの共同作業をするようにしてください。



 

■3:説教するときは“叱る”から“ほめる”の順で

子どもを叱るときは、子どもにどこがいけなかったのかを教え、さらに改善しようと思えるようにフォローすることが大切です。

<あくまでも叱るという行為は、大人が子どもを教え諭すということであり、同じ土俵に立って怒りにまかせて喧嘩をするということではない。>

さらに、叱り方にもコツがあり、始めに叱って最後はほめるようにしてください。こうすると叱られた側の印象が大きく違って、叱られてもむしろやる気がでるようになります。

親のこんな工夫も、頭のいい子を育てる秘訣でもあります。


 

以上、“頭のいい子に育てる家庭での何気ない親の行動3つ”でしたが、いかがだったでしょうか? どれも、知っていれば比較的簡単にできることでもあります。

子育て中のパパ・ママはさっそく取り入れてみてください。


ウーリスから引用



enmusubi5 at 14:12コメント(0) | 子育て  

2015年09月05日

「天才になる遺伝子」についての研究結果


知性はどこからやって来るのか? それを語る際、環境や遺伝を取り上げるのはまったく意味がない。というのも、どちらも一緒になって初めて意味をもつからだ。もし経済的・教育的条件が最適なら、知性の差は大部分がDNAによって決まることもある。しかし、貧しくて学習が困難な環境では、優秀なゲノムも頭角を現すのに苦労する。


「通常の知性」と「卓越した知性」の間にどんな違いがあるのかも謎だ。脳の大きさではないことはわかってはいるものの、ゲノムのなかのいったい何が、どういった理由で違いを生むのかは知られていない。

しかしいま、われわれはその答えに近づこうとしている。先日『Molecular Psychiatry』で発表されたキングス・カレッジ・ロンドンの研究のおかげだ。

この研究において研究者たちは「非常に高いIQ」の被験者1,409人のゲノムを分析した。IQ170以上で、世界の人口の0.03パーセントの限られた人間たちだ(ノーベル賞受賞者のIQは平均で「145」といわれている)。

彼ら研究者は、これら非凡な頭脳のゲノムを3,253人の「普通の」人々のゲノムとを比較したのだが、結果としてわかったのは、「天才の遺伝子」が存在しないということだった。

比較のためにゲノム内の「一塩基多型(SNP:Single Nucleotide Polymorphism)」にフォーカスしたが、どんなSNPも、それだけでは、個人間に生じる知性の差の0.16パーセント以上を説明するものではない。また、高度な知性をもつ人は例外的な遺伝子をわずかしかもっていない。ゲノム全体の構成の統計的なわずかな差異でしかないということが、最高のIQをもつ個人とそうではない人のサンプルを比較することでようやく、この遺伝的「サイン」を把握することができた。


もし子どもが「絵を描く」ことに優れていたなら


同じくキングス・カレッジ・ロンドンのもうひとつの分析は、さらにまだ何かが必要であることをわれわれに教えている。言語、数学、科学、美術など、学校のさまざまな科目における生徒たちのパフォーマンスについて、遺伝と環境とがどれだけの影響を与えるのかを検討したものだ。

結果、「遺伝資産」が関係するのはおおよそ60パーセントだと判明した。つまり、学校での成績について、遺伝の与える影響は大きいということだ。また、さまざまな教科における成功は、ひとつの同じ遺伝子に支配されることもわかった。

これは言い換えると、もし美術にとって「良い」ゲノムを受け継いでいるなら、これは科学や数学にとっても大きな助けとなる、ということだ。当然のことながら、DNAのなかには、個別の教科を度外視して、成功を得ることを可能にするその他の特徴が数多くコード化されている。健康、モチィヴェーション、性格、好奇心、好みなどが関わってくるため「知性」と「成功」は、その人の「人格」と不可分なのだ。

研究の著者たちは、遺伝子と環境の関係が一義的ではないこともわれわれに示唆している。一方では、環境は、生来の特性を最大限に高めたり、抑圧したりすることができる。しかし他方では、論文に書かれているように、「子どもたちは自分たちの経験を、遺伝的傾向をももとにして選択し、変更し、想起する。遺伝と環境の相関関係は、受動的ではない。遺伝子は、学習の態度や渇望に影響を与えることにより、子どもたちの選んだ環境にも影響を与える」

例えば、もしある子どもが絵を描く傾向をもって生まれたら、他の子どもたちと比べてより多くの時間を絵を描いたり、芸術作品を眺めて過ごすだろう。これは、脳の発達をさらに変化させるであろう事柄だ。さらに、測定される遺伝性の比率は普遍的なものではなく、有効なのは研究の被験者──イギリスの若者たち──の特定の環境にとってだということも覚えておくとよい。

キングス・カレッジの遺伝疫学の教員、ティモシー・スペクターはこれに関してこう語った。「不幸なことに、知性に対する遺伝的影響を示す研究は、あたかも不可避の運命を提示しているかのように、通常、誤って解釈されます」

反対に、映画『ガタカ』の世界や、優生学の政策を恐れたり予測したりする人は、十分安心することができる。自分たちに天才の子孫がもたらされることを期待して、何千もの遺伝子に手を加えることは、いまのところ、われわれの能力のずっと及ばないところにある。そして、途方もなく費用がかかるだろう。

よりずっと簡単で生産的なのは、遺伝とは別のもう半分、環境の方に働きかけることだ。知性の遺伝学は、将来、われわれそれぞれの潜在能力を発現させるために、よりよく教育プログラムを発展させることだろう。遺伝と知性の間の関係を知ることは、われわれをゲノムの奴隷にするのではなく、反対に、その影響をよりよく形成するために行動することに役立つのだ。


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enmusubi5 at 22:47コメント(0) | 子どもの才能  

2015年09月03日

頭がぐんぐん良くなる行動3つ


今回は、海外の起業家向けサイト『Entrepreneur』などの記事を参考に、“頭がぐんぐん良くなるちょっとした行動3つ”を紹介します。

「もう遅い!」なんてことは決してありません、さっそくチェックしてみましょう。

 

■1:楽器を演奏する


楽器を演奏することで、右脳と左脳をつなぐ、脳梁を刺激して脳内に新しい神経経路をどんどん作っていきます。それによって、記憶力や問題解決のための能力が鍛えられます。

その結果、創造力、分析力、語学力、数学的な思考力などが鍛えられるというのです!

お子さんに楽器を習わせるのは、こうした意味でも良いかもしれませんね。



 

■2:読書など、活字を読む


楽しい小説でも、新聞でも、“読み物”であれば構いません。文字を読むことも、また頭を良くすることにつながります。

脳内の様々なところにある異なった知識の断片をつなぎ合わせて問題の解決のために役立てたり、自分とは異なる他人の考えを理解したり、解釈したりするといった能力が高まります。

楽しく読書をすることで脳のストレスを軽減して、働きやすい状態にもしてくれます。



 

■3:定期的な運動をする


たま~にするキツい運動ではなく、定期的に体を動かしていることが大切です。

定期的な運動をすることで、記憶力を高めたり、BDNFという“脳由来神経栄養因子”というタンパク質を体内に増やして、集中力や理解力などを高めたりすることができるのです。

研究者の中には、長時間椅子に座っての作業は、脳に定期的な運動を続けているのと正反対の影響を与えるという人もいます。

普段ずっと座りっぱなしという人は、適度に体を動かすなどしてちょっと気をつけてください。

 

以上、“頭がぐんぐん良くなるちょっとした行動3つ”でしたがいかがだったでしょうか? 簡単にできることや、楽しいことではないでしょうか。

例えば、お子さんと一緒に楽器を習い始めたり、運動をしたりなんていうのも、良いかもしれませんね。

さっそく意識して始めてみてください。もう「あの人、おバカタレントみたい!」なんて言われることはありません。


2015.9.3 WooRisから転載



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enmusubi5 at 10:27コメント(0) | 頭が良くなる  

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