2016年05月24日

海外の子どもの習い事事情 アメリカではスポーツが大人気?


子どもにどんな習い事をさせるか、いろいろ考えているママやパパも多いでしょう。日本ではスポーツや音楽、英語などの習い事の人気が高いですが、海外の子どもたちはどういった習い事をしているのでしょうか? 今回はアメリカの習い事事情をご紹介します。




アメリカの習い事はスポーツが大人気

アメリカの習い事では、男の子にも女の子にも共通してスポーツが大人気。日本の中学校の部活と違い、アメリカでは、中学校の体育会系の部活は「すでに上手で実績のある子」が入れるものであるため、小学校の低学年からスポーツに取り組む子どもがとても多いのです。
また、大学進学にもスポーツ分野での実績は有利です。アメリカの大学入学審査は、学力以外のさまざまな活動も考慮するので、特定のスポーツに秀でていることが大きなアドバンテージとなります。週1~2日程度の頻度で習い事をする子どもが多いですが、専門的にスポーツを習う子どもは、ほぼ毎日のように練習や試合があるのも珍しくありません。

スポーツの中でも、スイミングは男女ともに特に人気のある習い事。アメリカの小学校にはプールやスイミングの授業がないので、「プライベートで習いに行って泳げるようにしておこう」と考える親が多いようです。



男の子はチームスポーツを楽しむ

男の子には、野球、サッカー、アメフト、バスケットボール、アイスホッケーなどのチームスポーツが人気です。
日本との大きな違いは、季節ごとに違うチームスポーツをする子どもが多いこと。
春に野球やサッカー、秋にアメフト、冬にバスケットボールというのが、小学生の男の子によくあるパターンだそうです。
いずれも地域にクラブがあり、参加したい場合はシーズンごとにその都度申し込みます。好きなスポーツにシーズンごとでなく継続的に取り組みたい場合は、通年で練習をするレベルの高いクラブに入ります。遠征試合なども多く、時間も費用もかかるので、親子ともにかなり努力が必要です。



女の子はバレエやダンスが主流

女の子には、バレエやダンス、体操、新体操、フィギュアスケートなどがとても人気のあるスポーツの習い事です。小さい頃から続けてきた子どもは、習い事とひと言では済ませられないくらい本格的に取り組み、大会や遠征で忙しくなります。
また、アメリカでは女の子でもサッカー人気が高く、習い事としてサッカーをしている子どもがたくさんいますし、護身用に空手やテコンドーなどの格闘技を習っている子どもも多いのだとか。



広いアメリカでは、ご当地の習い事もいろいろ

例えば、海の近い地域ではサーフィン、山や丘の近い地域では乗馬などもポピュラーだそうです。自然の中で身体能力を養うことができるので、子どもでも楽しめそうです。
その他にも、自然と触れ合いながら押し花をしたり、塩の結晶を作ったりする科学教室や、隣国メキシコの公用語であるスペイン語を学ぶ教室などもあります。

自由の国アメリカでは、学校のカリキュラムに関係なく習い事を選択している傾向が強いようですね。


参考:「アメリカで結婚・出産・子育ての安心ガイド」山本美知子、斉藤由美子 著(亜紀書房)


2016.5.24 ベネッセ教育情報サイト


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enmusubi5 at 13:08コメント(0) | 習い事  

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