2015年07月14日
東大生の65%がしていたのはアレ!幼児に「人気の習い事」ランキングTOP5
水泳やピアノなどの定番から、ダンスや習字、コンピュータプログラミングまで、最近の子供のお稽古はとてもバラエティ豊か。お稽古を始める年齢も年々早くなり、2歳頃から親子で教室に通うことも珍しくありません。
「うちの子も何か習わせたい」と思っても、たくさんあるお稽古の中から自分の子供に向くものを選択するのは至難の業ですよね。
今回は、最新の未就学児の習い事ランキングをご紹介しつつ、夏の短期スクールを活用して自分の子供にぴったりのお稽古を見つける方法をご案内します。
■男女共に一番人気はアレ!幼児に「人気の習い事ランキング」TOP5
2015年3月に株式会社キッズスターが0~6歳までの幼児を持つママを対象に行った『未就学児の習い事事情』調査によれば、男女とも一番人気の習い事は“スイミング”という結果に! 2位以下は性別によって若干順位の変動があるものの、英語とピアノがどちらも5位以内にランクインしました。
以下、男女別の人気の習い事ランキングTOP5はこちら!
【男子】
1位・・・スイミング
2位・・・英語
3位・・・学習塾
4位・・・体操
5位・・・ピアノ
【女子】
1位・・・スイミング
2位・・・ピアノ
3位・・・英語
4位・・・体操
5位・・・バレエ
第1位のスイミングは子供の健康やからだ作りを重視するママのほか、水泳が子供の脳によい影響を与えると考える教育重視派のママからも支持を集めているのが人気の要因。昨年11月に東京大学が行った学内調査で、東大生の65%が子供の頃に水泳を習っていたという結果を発表したことが、水泳人気をさらに後押ししているのかもしれませんね。
6位以下は男子がサッカーや空手などのスポーツ系、女子は書道やダンスなどの芸術系が人気となっていて男女の特性を活かした習い事を、と考えているママが多いのではないでしょうか。
■4割は3歳までに習い事を始めている!?
未就学児をもつ520世帯を対象とした同調査によれば、全体の約3割の家庭が子供に習い事をさせているとのこと。習い事の開始時期は4歳が最多ですが、0~3歳までに開始する家庭も4割以上とかなりの割合に達しています。
親子スイミングや知育教室、ピアノやダンスの入り口となるリトミックなど、親子で通うタイプの習い事は、幼稚園や保育園に入る前から参加できるため、比較的低年齢から始める人も多いようです。
とはいえ、4歳以下の小さな子供が自分から「ピアノ、習ってみたい!」と口に出して親に伝えることは稀ですよね。親が子供の興味のありそうなものや将来役立ちそうなものを選択し、試してみているのが実情です。
それでは、どのようにして、たくさんある教室から自分の子供にぴったりと合うものを見つけられるのでしょうか。
■お稽古調査は「夏休みの短期スクール」が狙い目!
人気のあるお稽古のほとんどは、1回無料の体験レッスンやお稽古の見学会を実施しています。しかし、たった1回のレッスンで、そのお稽古が本当に子供に合っているかは実際判断が難しいところ。
そこでおすすめしたいのが、毎年7月中旬~8月末に開催される夏休み限定の短期スクール。スポーツクラブの子供向け水泳教室や学習塾、ピアノ教室など、夏休み限定の数日間の短期プログラムを実施しているスクールは多数あります。一日体験だけではピンとこなかったお稽古も、数日通えば向き不向きがかなり明確になりますよ。
ただし人気の教室はすぐに満員になってしまうので、予定と予算が合致すれば早めに申し込みをしましょう。
いかがでしたか。
気になるお稽古があるなら、まずは夏の短期スクールに申し込んでみましょう。短時間だけの無料体験とは異なり、みっちりレッスンを受けることで、スクールのポリシーや教育方針、先生の特徴などもより理解でき、子どもに適した習い事かをある程度見極められますよ!
実は幼児期の褒め方が重要なワケ
日本人に多すぎる「自分に自信がない」…実は幼児期の褒め方が重要なワケ
日本の若者に注目すべき現象が起きています。
日本青少年研究所が日本・アメリカ・中国・韓国の4ヵ国の中高生を対象に行った調査によると、自分は「ダメな人間と思うか?」の質問に対し「よくあてはまる」と答えた日本高校生は1980年は12.9%だったのに対し、2002年30.4%、2011年36.0%と、ほぼ3倍水準にまで大きく増加している結果がでたとのこと。
“自分を価値ある人間 ”と思う“自尊感”を問う項目については、米中韓の半分以下の水準に。
では、どうすれば子どもの自尊心や自己肯定を高めることができるのでしょうか。
今日は、『グローバル社会に生きる子どものための-6歳までに身に付けさせたい-しつけと習慣』の著者で、日本と欧米の優れた点を取り入れたしつけを提唱している平川裕貴が、自己肯定感を育てるために“幼児期にできる褒め方”をお伝えします。
■自己肯定感が低いのは「謙遜が美徳」の文化が原因?
ひとつには日本人の“謙虚”であることをよしとする文化が影響していると筆者は考えています。“能ある鷹は爪隠す”“出る杭は打たれる”“実るほど頭を垂れる稲穂かな”などのことわざがあるように、日本では“謙遜が美徳”とされてきました。
「すごいですね」と褒められても「いえいえ、まだまだ、そんなことありません」と謙遜する。子どもは大人たちのそんな会話を聞いて育つわけですから、「自分に価値があると思うか?」と問われると、「いえいえまだまだ」と答えるとしても不思議はありませんね。
みんなと同じがいい、目立つことを避けるという日本的な環境の中で「自分は価値ある人間だ」と言うと“傲慢”と思われてしいます。
■自己肯定感が育たない「NG褒め方」とは
自尊心や自己肯定感は“自分に価値がある”と言う考えのため、単純にいえば相手に“価値のある人間だ”と思わせるようなことを言えばいいと思いますよね。「あなたはすごい!」「あなたは賢い!」「あなたは頭がいい!」「あなたはかわいい!」など……。
ところが、こういう褒め方では、下手をすると自分大好きな“ナルシスト”だけになってしまいます。なぜなら、こんな風に褒められても自分の何がすごいのか“具体的”に感じることができませんし、自分が努力していないことを褒められると自分は努力しなくてもすごいんだ、とそれこそ“傲慢な人間”になってしまうかもしれません。
■自己肯定感「ぐーんとが育つ」褒め方とは
では、どのような褒め方がいいのでしょう? それは、その子の“言動”や“努力したこと”を認め褒めてあげることです。
「それはいい考えね。いいこと思いついたね」
「手伝ってくれて助かったわ。ありがとう」
「この絵本を最後まで一人で読めたの? すごいわ!」
「すごくきれいに色が塗れたわね。 この色ママ好きだわ」
「嫌いなお野菜も全部食べられたのね」
このように“具体的に”自分の言動の何が良かったのか小さな子にもわかるようにひとつひとつ褒めてあげましょう。
いかがでしたか?
自分の言動を認められると、自分の言動に“自信”が持てるようになります。また、自分の努力を認め褒められると、また頑張ろうという意欲がわいてきます。それは向上心につながります。幼児期にこそ、しっかり自信をつけさせ自尊心や自己肯定感を高めてあげましょうね。
2015年07月11日
塾の費用捻出で車の売却も!子どもの急な出費に母親はどう対処してる?
【質問1】
子どもにかかったお金で一番額が大きかったものは何ですか?
【回答】
「無認可の保育園代金が、1年間60万くらい」(6才・男)
「インターナショナルスクール3年間の学費300万円です」(5才・男)
「幼稚園短期親子留学費で300万円超です」(13才・男/11才・男)
「大学の4年間の学費だけで650万も…」(24才・女/23才・女/20才・女)
「次男のアメリカでの妊婦健診費用がトータルで200万円でした」(5才・男/3才・男)
「出産費用です。私の血液型が特殊で病院2件分で約40万円かかってしまいました」(1才・女)
「五月人形の購入費で50万です」(11才・男)
やはり一番は学費ですよね…。年齢が上がれば上がるほどかかるようになりますし、「共働きでも3人進学させるのは厳しい」との意見もありました。出産費用も助成があるとはいえ、海外での出産など、事情によっては予想外の出費になることも。買い物では、ベビーカーやお祝いのお人形、楽器代が高額なものとしてあげられていました。
【質問2】
ふいにかかった「子どものためのお金」で困ったことはありますか?
【回答】
「病気で入院したときに、感染症予防のため止むを得ず個室に…」(6才・男/1才・男)
「小・中と同時に 私立の学校へと入学したときは、学費の支払いに困った。お祝い金や学資保険で補填しましたが」(14才・女/8才・女)
「習い事の新年度費用で、年間費&月謝が2カ月分かかり、ヘソクリで対応せざるを得なくなりました」(6才・男/3才・女)
「塾の費用が足りなくなったので、軽自動車を売って自家用車を一台に減らしました」(18才・男/3才・男)
「幼稚園と小学校の教材を購入する期限が給料前だったときに焦りました。だいたい2万円くらいだったのですが、子ども手当てや生活費から捻出して事なきを得ました」(10才・男/8才・女/5才・女)
「子どもの入塾金のために、定期預金を解約しました」(14才・女/10才・女)
病気などの出費は仕方がないけれど、やっぱり一瞬冷静になってしまいますよね…。ですが、急な出費にも、学資保険や親せきなどからのお祝い金、ヘソクリなどで対処する母親が繰り出す土壇場のワザには頭が下がります。備えあれば憂いなし。子どもがいるとなかなか貯金はできませんが、ふいの出費に備え、ある程度の蓄えはしておきたいなと切実に思います。
※20~40代の既婚女性100人を対象に暮らしニスタ編集部が行ったアンケートより。